京T  "JUST FOLLOW ME!"

2016/9/4

BaPAというアート+プログラミングの学校での制作物。
GPS搭載で歩いているスポットに応じてTシャツがしゃべりだし、まち歩きをガイドしてくれる。というのがコンセプト。
要は観光客向けのおもしろグッズ(プロトタイプ)である。 もっとわかりやすくいうと、ど根性ガエルのぴょん吉だ。

というか、そもそも制作するはずではなかった。

BaPAはバスキュールとPARTYの共同事業なのだが、その運営スタッフとしてアサインされたのが物語のイントロだった。
ところがどっこい。事前審査を通過した生徒さんたちの大量辞退で生徒数が足りなくなった。
どうする...どうすんのよこれ...という状況で直属のボスから一本の電話が。

「いっちー お疲れ。 あのさー 生徒やって」


流石にビビった。
え...まじっすか? 俺生徒っすか? まじっすか??? ってなった。

で、生徒兼運営である。
なんじゃそれである。



さておき。
担当は動くTシャツの制作一式、全体マネジメント(運営も含む)、映像監督を少々という感じ。
Tシャツ本体の話をするとarduino miniがベースで、中の構造は割とシンプルなリンク機構でおさめた。
口の動きは実際に喋るセリフのステレオ音声を信号音とセリフ音声に分けて、 信号音にだけ口が反応して動くという制御をしている。
しているというか、初心者な自分にはこれしかできなかった。
ちゃんと作れる人がやるともっとすごいのができたんだろうな...と思う。

まーでも、初めてのことをするのはいつでも楽しい。

仕込んだスピーカーが思いの外爆音なのでトイレでテストしている図↓